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活動内容

【予告】第24回Web市民講演会『脳を考える、新時代』は2025年1月31日より配信開始します☑

2024.10.24

お知らせ

第24回Web市民講演会のご案内です 
2025年1月31日(金)配信開始
まだまだ知られていない人の脳の全容~どうやって調べるの?年取るとどうなるの?
あなたは夜眠れていますか?昼間睡魔に襲われていませんか?睡眠医療をご紹介します。
百歳まで元気に生きたいけど~心身ともに健康で暮らしたい~何かできることあるの?


≪講演≫
1.「歳をとると脳はどのように変わるのか?」 国立精神・神経医療研究センター臨床検査部医師 八木田薫
 人生100年時代ともいわれる現代社会。
いかに元気に生きるか、いわゆる健康寿命に対する関心が今まで以上に高まっています。
人間の脳は、他の動物と比較しても格段に複雑な臓器です。加齢により脳は様々な変化をきたしますが、その全容は謎に包まれています。
このWEB講演ではこれまでに明らかとなっている”加齢と脳”に関する話題を提供します。

2.「睡眠障害の多様性と個別対応:睡眠障害センターの取り組み」 国立精神・神経医療研究センター睡眠障害センター長 松井健太郎
  日本人の約5人に1人は睡眠に関する悩みを抱えていると言われています。
睡眠障害には、不眠症だけでなく、睡眠時無呼吸症候群(睡眠中に呼吸が止まってしまう)、過眠症(夜間よく眠っているにも関わらず日中眠くて仕方がない)、
睡眠時随伴症(寝言や寝ぼけ症状)、睡眠関連運動障害(脚がむずむずして眠れない、眠っているときに脚がぴくぴく動いてしまう)、
概日リズム睡眠・覚醒障害(睡眠リズムがずれてしまい戻せない)など多くの疾患があり、それぞれに原因や治療法が異なります。
睡眠障
害センターでは、こうした様々な睡眠障害の患者さんに最も適した診療を提供するとともに、
睡眠障害の原因究明、新たな診断法・治療法の開発などの研究を推進し、睡眠医療の進歩に貢献していくことを目指しています。
本講演では睡眠障害センターの機能と役割、そして具体的な診断・治療のアプローチについて紹介します。


3.「脳の病気の謎を解く新しい目」 東北医科薬科大学・医学部・薬理学教室 助教 原田龍一
 私たちの脳の中には、様々な種類の細胞が働いていますが、ある種の病気になると、特定のタンパク質がゴミのように溜まり、脳の細胞が少しずつ壊れてしまいます。
以前は、この病気の詳しい様子を調べるためには、亡くなった方の脳を調べなければなりませんでした。
しかし、最近、生きている人の脳の中を直接調べて、病気の様子がわかるようになりました。
特別な薬剤を使って、病気の原因となっているタンパク質に光を当てて、どこにあるのかを調べるのです。
この新しい検査は、例えば最近発売されたアルツハイマー病の治療薬が使用できるのかを調べるために使われています。
そして、私たちは、まだ見つけていない脳の病気の謎を解くために、さらに新しい薬を開発しています。


≪対談≫ ~『生き生きと百寿を迎える時代へ』~
 日本は世界でも有数の長寿国でありますが、同時に認知症患者の方も多くいらして、
そのメカニズムの研究と予防策が急務であることは皆さまもご存知のところです。

心も身体も元気で長生きしたいと思っていても、はたしてそのような願いは叶うのでしょうか?
 今回は百寿研究の第一人者である慶應義塾大学医学部・百寿総合研究センター長の
新井康通教授をゲストにお招きして、当NCNPブレインバンク研究責任者の髙尾昌樹が、
最新研究のお話を伺い、耳寄りな情報と誰もが老いを喜べる社会の実現に向けたメッセージをお届けします。
どうぞご覧ください!

 

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